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Two surprises 1
投稿者:
オカダ
投稿日:2006年 3月 7日(火)22時39分21秒
センターバックの上背が174cmでは182cmのフォワードに空中戦に勝てるわけがない。
という話が本当ならば194cmの船越は空中戦ではほぼ無敵ということになる。
残念ながら船越は無敵ではない。そして我那覇のヘッド2発も中野だけの責任ではない。
前線や中盤の選手が流動的に動き、シルビーニョや寺川が長めのパスでアクセントをつける。
前監督とはまったく違った攻め方に新鮮さを感じ、充分期待が持てた。
ディフェンスラインの裏に抜ける動きが得意なエジミウソンと矢野との相性も良い。
ワンタッチでボールを回せる場面もあった。
決して相手に持たされているのではなく、自分達でボールキープしながら試合の主導権を握るサッカーに異論はない。
ただ残念なことに攻撃と比較して守備の完成度の低さには違った意味で驚いた。
90分間で何回相手からボールを奪うためにアタックにいったか。
川崎がボールを奪うために前線からプレスにきたのに対し、新潟は前線の選手から最終ラインまで
すべての選手がパスコースを限定するだけの守備だった。
当然の話だが、ボールを自分から奪いにいかなくては相手がミスしない限り、マイボールにはならない。
しかし誰もプレスにいかないので簡単に前にボールを運ばれてしまう。
フリーでパスやクロスを出されてしまう。そしてフリーで決められてしまう。
Two surprises 2
投稿者:
オカダ
投稿日:2006年 3月 7日(火)22時38分5秒
あるJリーグ関係者が言っていた。
「マンツーマンの守備というと時代遅れという人がいるが、ピッチの中ではしっかりと人が人についておかないとまったく守備にならない。」
結局は守備というのは1対1の積み重ねなのだ。
プロならばフリーであれば正確なキックもシュートも何でもできる。
だからこそペナルティエリアの中でのシュートシーンなどは確実に体を寄せて相手が自由にシュートできないようにしなくてはいけない。
しかもVTRで見直してみると我那覇だけがフリーではない。
エリアの中のマルクスもジュニーニョもフリーなのだ。
DFの数は3人。決して足りないわけではない。ただ守備をしていない。
中盤におけるプレスがまったく効いていない。中盤でプレスがかからないのでDFラインがずるずる下がる。
引っ張られて中盤も下がらざるを得ない。前線との距離は広がり、運動量は増え続ける。
マイボールになっても走らされて疲れているうえに各選手の距離が広がり、ちょっとしたパスミスが簡単にカットされてしまう。
そしてふりだしに戻る。この繰り返しだ。
中盤の守備となるとどうしても矛先をボランチに向けざるを得ない。
もしこのパスサッカーを続けるのなら中盤の底には運動量があり、守備に強い選手を置いておかなくては成り立たないだろう。
最悪でも中盤の底で相手の攻撃を一旦ストップし、DFラインを下げすぎずに戻ってくる2列目の選手達とはさみこんでボールを奪う。
鈴木監督のサッカーはポジションが流動的なため、中盤の選手は攻撃時にも相当な距離を走る。
守備面での負担をいかに少なくするかが今後の大きな課題だ。
もちろんスタミナが切れたとはいえ、残り5分で3失点は尋常ではない。
これから暑くなっていく一方であり、日程も過密になっていく。
0−6という惨敗で開幕戦を終えたが、もう終わったことは仕方がない。
きちんと気持ちを切り替えて課題を克服して次の試合に臨みたい。
ホーム開幕戦は笑顔で終えたい。オレンジ色には笑顔が良く似合う。
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A good spectator makes a good club
投稿者:
オカダ
投稿日:2006年 1月 7日(土)23時09分26秒
「イギョラ!イギョラ!アン・ヨンハー!」
たくさんの人が笑顔で歌いながら楽しそうに飛び跳ねる。
アウエーの名古屋戦、試合終了後ホームゲーム最終戦セレモニーでの光景だ。
ヨンハは両手を挙げて声援に応える。顔には試合に負けた名古屋の選手として新潟のファンに応援されている「気まずさ」がはっきりと感じ取れた。
見方によっては新潟を離れても今なお新潟のファン達にヨンハは愛されていると言えるかもしれない。
ただ、試合前の選手紹介で名古屋のアンヨンハが紹介された時の新潟のゴール裏の反応はブーイング。正直訳が分からない。
新潟を離れた選手は「悪」で、その悪も試合に勝って浮かれている時には「応援の対象」になりうるのだろうか。
そんな自分勝手な行動で選手と信頼関係が築けるとは思えない。
大宮へレンタル移籍していた森田の完全移籍が決定した。
森田の移籍は菊地の磐田復帰と同じくらい、もしくはそれ以上に残念な気持ちでいっぱいだ。
188cmの上背があり、さらに足元のプレーも上手い。天皇杯準々決勝で見せた鹿島戦の決勝ゴールは本当に見事だった。
少々気性の荒い性格ではあったが、まだ若く将来期待していた選手だった。
しかも森田のようにポストプレーができるセンターフォワードタイプの選手をとても必要としているだけに復帰を熱望していた。
ただ新潟を離れる決断をした森田の気持ちも分からないではない。
大宮のユニホームを着た森田へのブーイングや罵声は本当に酷いものだった。
出場機会を求めて他のチームへレンタル移籍をすることがそんなに悪いことなのか。
それこそ「新潟を離れれば悪」という考えが新潟のゴール裏では主流だったということだろう。
大宮で得た経験を活かして一回り大きくなって新潟に戻って活躍してほしいという考えは微塵も感じられなかった。
サッカークラブにおいて、有能でありながらチーム事情で出場機会が与えられない選手を他クラブにレンタル移籍させて
実戦経験を積ませるというのは選手育成において常套手段のひとつだ。
多分、これからもシンガポールやJ2以外にJ1クラブへのレンタル移籍があることだろう。
その度に有能な選手をわざわざ他クラブへ譲渡することに何の意味があるだろうか。
結果的に愛するクラブの強化の足を引っ張り、ライバルチームの強化に協力してしまっているのは本意ではないだろう。
楽しいときに歌い、悔しいときに怒る。もちろん誰だってそうだ。スタジアムでは誰も嘘をつけない。
ただ、ちょっとだけクラブの将来のことも頭においておくと「その場限りの」罵声やブーイングはできなくなる。
応援やチケット収入だけが観客の力ではない。選手の育成をするのはフロントだけじゃない。
良いクラブを作るのは良い観客、間違いない。
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Significant empty errand
投稿者:
オカダ
投稿日:2005年11月30日(水)22時57分49秒
自分の右側に来たパスを最も簡単かつ確実にトラップするなら右足のインサイドということになる。
そこをあえて足を交差させることなく、ボールを回り込むように左足のインサイドでトラップしてみる。
右足で止めるよりも足を多く動かすことになり、一見無駄な動きにも見える。
だがあえて勲は「逆足」で止める。右からのボールには左足で、左からのボールには右足で受ける。
逆足で受けるメリットは順足で受ける場合と比較して、ボール受ける前の段階で得られる視野が桁違いに広い。
相手や味方選手の位置が把握できるので次のプレーを素早く判断できる、そしてボールを受ける前に周囲が見られるので
次のプレーに移りやすいところへボールをトラップすることができる。
視野の確保と素早い判断が何よりも重要視される現代サッカーにおいて必須の技術だが、実践できている選手はあまりいない。
パスを受ける前のちょっとしたこの工夫が無用な接触プレーを避け、死角からのプレスでボールを失うといったリスクを大幅に軽減してくれる。
周囲がきちんと見えているからパスミスや持ち過ぎがない。
決して派手ではないが、勲はチームに欠かせない選手の1人だ。
磐田戦ではとうとう平均年齢が29歳を超えた。
そこまで手が回らなかったといえばそこまでだが、新潟は他のクラブに比べて若手育成が大幅に遅れている。
高卒から3年以上在籍しているのが本間勲たった1人、毎年ユースから何人も昇格しているG大阪や広島は別格としても、
ユースからまだトップチームに定着した選手が1人もいないというのは寂しすぎる。
名古屋戦では2人の10代選手がスタメンに名前を連ねた。
藤井大輔、今まで途中出場が3試合あったとはいえ、合計出場時間はたったの16分。
DFはフル出場、90分間高いパフォーマンスを発揮できて当然のポジションである。
ベンチにDFのサブはいない。
藤井のプレーの感想はとにかく「強気」に尽きる。
相手のドリブル突破に対しても退かない。競り合いにも恐れることなく果敢に体をぶつけていく。
ボールを奪ってからのフィードも悪くない。それといったパスミスも見当たらなかった。
このパフォーマンスを維持できればスタメン定着できるのではないか。
むしろチームのためにも藤井のためにも定着しなくてはいけない。
田中亜土夢、珍しい名前とは裏腹に亜土夢のプレースタイルは基本に忠実だ。とにかくひたむきによく走る。
出場時間は後半15分まで当初から決まっていたのだろうけど、もっとプレーを見てみたかった。
球離れが良いうえにパス&ゴーの意識が高いので自然と攻撃にからんでいく。
中央でエジミウソンにスルーパスを出したかと思えば、逆サイドに走りこんでエジミウソンからリターンパスを受ける。
守備でも辛抱強く追って相手のパスコースを限定していくので後ろの選手はかなりやりやすかったのではないか。
35番の交代ボードに駆け寄る亜土夢にエジミウソンが握手をしながら笑顔で何か話し掛けていた。
監督も言っていたように存在感は示すことが出来た。
だがその評価は「高校生がJ1でプレーした上で」という前置きがあってこそのものだ。
どんなにひたむきであっても60分しかプレーできなかったら、良くてベンチに入れるぐらいでしかない。
将来なんて待っていられない。浦和戦でゴールを決めて、本当の存在感を示してほしい。
今日発表された契約満了選手の顔ぶれを見るかぎり、クラブが「若返り」に本腰を入れたとみていいだろう。
ベテラン中心にJ1で2年間戦い、これからは若手の育成を視野に入れつつ、まずはJ1への定着を狙う。
上位進出の翌年に降格ではまったく意味がない。まずはJ1定着、そのためにクラブの安定した成長が欠かせない。
昇格、残留と順調にステップを踏み、新監督のもと、来シーズン新しいスタートを切る。
契約満了選手は決して「若返り」の犠牲者ではない。クラブ躍進の功労者だ。
功労者達に多くの感謝と最大限の敬意を送りたい。
Suspicious person and very welcome 1
投稿者:
オカダ
投稿日:2005年 8月 7日(日)15時14分13秒
「あの17番、上手いね。強気に勝負仕掛けてくる。」
昨年のA名古屋戦、新潟の左サイドを果敢にドリブルで突破していく海本幸治郎は脅威だった。
何度もサイドを破られ、終了間際同点ゴールを決めたのも幸治郎だ。
初めて見た幸治郎のプレーが強烈だっただけに新潟に来てからの幸治郎のプレーに物足りなさを感じているのは僕だけではないだろう。
リーグ18節を終えて6試合無得点1アシスト、シュートがたった5本。
幸治郎自身もこの成績にまったく納得していないはずだ。
序盤こそサイドバックでの出場だったが、リーグ中盤では右サイドやトップで起用されるようになってきた。
ときおり鋭い突破を見せるも1人かわして2人かわして3人目に簡単に奪われるなどなかなかチームに貢献できない。
周囲との連携もなかなかうまくいかず、幸治郎のミスパスがビッグスワンで大きなため息を誘ってしまうのも1度や2度ではなかった。
ただ能力が高い選手であるのは間違いない。足元も非常に柔らかいし、アイデアもある。
ミスは多いが、見ていて楽しい選手の一人だ。
あとは周囲との連携さえ良くなれば、パスが回ればドリブル突破が活きてくる。
チームは幸治郎に合わせてくれない。幸治郎がチームに合わせられるか。
リーグはもう中盤だ。1年で新潟を去るには惜しすぎる。
サテライトのゲームで見る青野はトップチームで見る青野とは別人だった。
得意の左足から50M級のロングパスを次々と繰り出す。パスを受け取れないトップには厳しい声を飛ばす。
そして自分自身はほとんど走らない、まるで王様のように。
もちろんポジションがサイドバックだったこともあるが、オーバーラップは一度もなかった。
開幕戦を終えた青野は相当落ち込んでいたらしい。
たしかに落ち込むだけのミスのオンパレードだったこともあるが、対する石川はリーグ屈指の突破力を持つ選手。
青野じゃなくても突破された可能性は高い。
以後途中出場でピッチに入る青野のプレーは非常に保守的だ。
得意の左足からのロングパスを見せるでもなく、ただミスをしないようにミスをしないように慎重なプレーばかりを選択している。
他の選手ならそれでもいい。ミスをしない、計算の出来る選手はチームにとって貴重だ。
しかし青野は往年の名選手「神田勝夫」に匹敵するだけの左足のキックを持っている。
大分で途中から出てきた青野は今までとはちょっと違っていた。
ピッチの中央で積極的にボールを呼び込み、ボールを散らしていく。
ちらちらと前線を見ながらボールを回している青野をビッグアイのスタンドから見ていて走りださない攻撃陣に苛立ちを覚えた。
スペースに抜ければ青野から良いパスが出るというのに。
開幕戦からもう5ヶ月が過ぎた。青野のショックもだいぶ癒えたようだ。
サテライトの時ほどじゃなくてももうちょっと王様になってもいい。
自信を持ってプレーすれば、得意の左足で大きな展開を見せればビッグスワンの観客はきっと大歓声と大きな拍手で讃えてくれる。
ビッグスワンは「正確な」ロングキックに飢えているのだから。
Suspicious person and very welcome 2
投稿者:
オカダ
投稿日:2005年 8月 7日(日)15時13分10秒
初めて菊地直哉のことを知ったのはアーセナルへ練習参加が決まった頃だった。
海外クラブへの練習参加よりもあらゆるポジションをこなせるというふれこみに興味をひかれた。
サッカーにおいてユーティリティーとはあらゆるポジションが中途半端で特定のポジションにつけないということ同義だと思っていたからだ。
しかし菊地はチームの主力であり、年代別代表にも選ばれ続けているサッカーエリートであり、それなのにあらゆるポジションがこなせるという。
体の線はまだ細いが、スケールの大きい若手がいることを知ってちょっと嬉しかった。
海外クラブに入って順調に成長すればのちのち日本代表にも入ってくるだろうと思っていた。
しかし菊地は国内クラブへ入ることを決めた。しかも地元の静岡のクラブチームだ。
それほど注目して見てきたわけではないが、菊地のプレーの印象としてシンプルさに欠けるプレーが目に付く。
クリアすべきところをつなごうとしてボールを奪われたり、簡単なプレーよりも難しいプレーを選択する。
正直DFとしては不適格だ。高い意識に体がついていけていない。
優勝争いをしている最中、レンタルとはいえ下位チームへの移籍は正直菊地のサッカー人生において初めての挫折ではないか。
今までサッカーエリートとして順調に進んできた菊地はどう感じているのだろう。
やはり挫折ととるか、それとも転機ととるか。
僕は好機と見る。年代別代表で海外での試合を多く経験してきたとはいえ、地元静岡を初めて離れる。
静岡では菊地直哉を誰でも知っているかもしれないが、新潟ではほとんどの人が知らない。
伸び悩んでいる菊地にとって新天地でのゼロからのスタート、これ以上の刺激はない。
昨日のナビスコカップ、大きなミスと価値のあるゴールをあげて今シーズン最後となるジュビロ磐田での試合を終えた。
スタメンながらあの暑さの中、最後までボールを追い続けた菊地は決して気持ちの弱い選手ではなさそうだ。
ようこそ新潟へ。今シーズンは曲者がたくさん集まってとても楽しみだ。
ファビーニョが大分で活躍する理由
投稿者:
オカダ
投稿日:2005年 7月28日(木)00時06分48秒
2002年5月10日 鳥栖スタジアム
「たとえ別のクラブへ移籍してもリーグが違うから余裕ってことかよ。」
誰に言うでもなくつぶやくと紙コップに入った芋焼酎をノドに流し込む。
大分から来た青年達は背番号9を付けた新潟のレプリカを着ていた。
ファビーニョを応援しに鳥栖までやってきたという。
「俺なら絶対考えられないね。敵チームのレプリカを着るなんて。」
まだ新潟はJ2、大分がJ1昇格1年目のシーズンの話だ。
2005年7月23日 新潟空港
新潟空港で見かけたファビーニョに握手を求めると笑顔で応じてくれた。
「頑張ってください。」と声をかけると微笑みを絶やさぬまま、「ガンバリマス。」と力強く答えるファビーニョ。
今まで何人ものサッカー選手と握手をしたが、ファビは誰よりもがっちりと手を握り返してくれた。
本当にファンを大切にするんだなぁと改めて嬉しく思う。
ファビーニョファンが多いはずだと感心してしまった。
2004年6月12日 ビッグアイ
試合前、ヒマを任せて仲間とボールを蹴っていると近くにいるオレンジのシャツを着た女の子が一緒に蹴りたそうな表情を浮かべている。
ゆっくりとしたパスを子供に送ると、女の子は嬉しそうにボールを拾い上げて母親の元へ走っていってしまった。
新潟のレプリカを着た母親はあわててボールを返そうと僕らに近づくと「新潟から来られたんですか?」と声をかけてきた。
聞くとその親子はビッグアイからそれほど離れていないところに住んでいて普段は逆側のゴール裏でトリニータの応援をしていると言う。
なぜ今日はレプリカまで着て新潟の応援を?
母親は迷わず答えた。「ファビが来るから。」
そしてとても悔しそうにレプリカに背番号9を入れたかったのに間に合わなかったと嘆く。
ファビーニョが大分にいた時に家族ぐるみの付き合いをしていたとのこと。
久しぶりにファビーニョに会えるこの日をとても楽しみにしていたと言う。
「だってファビはサポーターにすごく優しいじゃないですか。」
輝くような笑顔で話す母親を見て、より一層ファビーニョの活躍を願った。
2005年7月24日 ビッグアイ
「大分の友達は新潟のゴール裏で見てて良かったの?」
「全然大丈夫だったみたい。大分も好きだけど、ファビーニョのファンだから。」
ファビーニョがビッグアイで活躍するはずだ。
大分には3年前にたった1年間在籍したブラジル人選手をいまだに応援する人がたくさんいる。
大分のゴール裏にいる人でもファビーニョならしょうがないと思っている人もいるかもしれない。
3年前鳥栖スタで会った青年達も去年ビッグアイで会った親子もひょっとしたら新潟戦はオレンジのレプリカを着て
ビッグアイのアウエースタンドにいたのかもしれない。
3年前には理解できなかったことがようやく理解できた。
敵チームに移籍してもレプリカを買ってまで応援したい選手が存在することを。
そんな素晴らしい選手が新潟にいる。
すでに新潟の誇りだ。それは同時に大分の誇りでもあるだろうけど。
ファビは新潟と大分が好きなんだ。
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投稿者:
オカダ
投稿日:2005年 7月27日(水)23時23分31秒
前半に限っていえば中盤の運動量に大きな差があった。
慎吾、寺川はサイドに張り付いたまま、勲、桑原は厳しいプレスを受け、大きく展開することはおろか、前線にボールをつなぐこともできない。
大分は中央の梅田が積極的に前線に飛び出すことで新潟のボランチの1人を引っ張り、残った1人がバイタルエリアを埋めざるを得ない。
そうなればボランチと2トップの間に大きなスペースが生まれる。
このスペースでフリーになっていた川田が逆サイドへ大きくサイドチェンジ、新潟のプレスは常に後手後手に回ってしまう。
中盤のプレスが効かなければDFラインは押し上げられない、さらにボランチが下がる、中盤がDFラインに
吸収されてしまうという新潟の悪癖を大分に引き出されてしまった。
新潟はサイドの守備も良くなかった。大分はサイドバックがオーバーラップを仕掛けるのではなく、
サイドハーフが縦に抜け出すことで新潟のサイドバックを引っ張り、そこからひとつ下げてフリーになった大分のサイドバックがやや低い位置からクロスをあげる。
この場合、新潟のサイドハーフのポジショニングが重要になるのだが、慎吾、寺川ともにポジショニングが中途半端で
クロスがペナルティエリアの中に入るのを一度も防ぐことができなかった。
ペナルティエリアの中でDFがクリアしてもサイドが開きすぎ、ボランチは下がりすぎ、さらに運動量の少ない新潟の中盤はこぼれ球を拾えない。
DFラインから直接トップへボールをぶつけようにも距離が遠すぎて簡単にカットされてしまう。
ことごとく中盤でボールを失い、川田を起点に逆サイドに展開されてクロスという波状攻撃を受け続ける羽目になった。
高松のゴールが典型的な形で一見高橋のマーキングミスのようにも見えるが、高松が受けた瞬間、マグノアウベスもフリーになっている。
サイドに振られ続けたことでマークが曖昧になっていた。ペナルティエリアの中で数的不利が出来ている時点で失点も致し方ない。
前半終了間際、タッチラインに出たボールを江尻コーチが拾う。
新潟のスローインであり、出来れば残り時間で同点ゴール、そうでなくてもシュートで終わりたいところだ。
1秒でも惜しいはずの江尻コーチがまったく急ぐことなく、まるで逆に1点リードしているかのようにゆっくりとボールを選手に投げた。
まるで後半の逆転劇を知っているかのような江尻コーチの行動から察するに反町監督が試合後インタビューで
言っていたように修正点が前半途中の段階でかなり整理され、かつハーフタイムに的確に選手に伝わったと言うことだろう。
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投稿者:
オカダ
投稿日:2005年 7月27日(水)23時22分0秒
後半、寺川を外してファビーニョを投入する。
リマをひとつ上げて、DFの枚数は3枚、トップ下にファビーニョが入った3−5−2。
試合後、選手は口々にファビーニョを賞賛していたが、実際に大きく流れが変わったのは青野が入ってからだ。
守備型の桑原に代わった青野はもともとトップ下の選手。
足元の技術に優れ、大きく展開することもキープして時間を稼ぐこともできる。
新潟がトップ下にファビーニョを入れたことで川田にもきちんとプレスがかかり、下手にDFラインが下がることがなくなった。
一方、大分は全体的に運動量が落ち始め、前半完全に抑えられていた優作が空中戦で競り勝つ回数が増えてきた。
右へ左へ大きく動き、前線で起点を作る優作に大分DFがスタミナを奪われていく。
さらに優作、ファビーニョが前線から激しくチェックにいき、徐々に新潟に流れが傾いてくる。
ファビーニョがボールを受けた瞬間、2トップが前のスペースへ走りこんだことでシュートコースが生まれた。
ファビーニョがその一瞬を見逃さずにシュートを放つ、ボールは右ポストに跳ね返ってゴールマウスへ飛び込んだ。
「えっ?エジが交代?」思わず目を疑った。
まだ同点の段階でケガをしているわけでもないのにチーム一得点力のあるエジミウソンを外す・・・。
同じ驚きは大分の選手達にもあったようだ。
すでに暑さと疲労で集中を欠きかけていた大分DFは強引に突破を計るファビーニョにまったく対応できなかった。
二アサイドへ蹴りこまれた逆転シュートにビッグアイが静まり返る。
大分がDFを減らして前線の人数を増やした瞬間にファビーニョのスルーパスを受けた優作が決定的な3点目を決めると試合終了を待たずに観客が帰り始めた。
積極的に動いて試合の流れを引き寄せ、逆転勝利を呼び込んだ反町監督に対し、3バックに変更した新潟に何の対応もできずに
交代枠をひとつ余らせたまま試合を終えたファンボ監督。
試合後、大分サポーターが居座り、呼び出された監督と社長が頭を下げたらしい。
リーグ戦において残り試合の数と同じ勝ち点差なら充分追いつけると考えている。
首位の鹿島との差が16、残り試合が16、僕はまだ諦めていない。
最下位神戸との勝ち点差はたったの11。こちらもまだまだ分からない。
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Supporter that obstructs player
投稿者:
オカダ
投稿日:2005年 5月17日(火)21時34分9秒
小笠原のFKがバーを越えた瞬間、まだ前半終了のホイッスルが鳴っていないにもかかわらず野澤がペナルティエリアを飛び出す。
ポジションに戻りかけていた本間勲に詰め寄って両手を広げ、大きなジェスチャーで不満をぶつける野澤。
もちろん話している内容までは聞こえないがおそらくは先程のFKへの壁の作り方についてだろう。
野澤が大声で怒鳴り、ポストを蹴って壁の位置について勲に指示を送ろうとしたが、指示は伝わらなかった。
大歓声で声による指示がかき消されるビッグスワンでは指示は声よりも身振り手振りが重要になる。
そのためにも指示の受け手は常に指示の出し手を意識していなくてはいけない。
壁の一番外側に入る勲はボールだけでなく、ゴール側も意識して野澤の指示を逐一確認しなくてはいけなかったにもかかわらず、野澤の指示を見逃した。
それも一度だけではない。野澤が怒るのも当然だ。
ただ責められるべきは勲だけじゃない。指示の伝達を阻害した人々も同罪、もしくはそれ以上の責任がある。
野澤が壁への指示を出している瞬間、野澤への声援やコールを含めあらゆる「音」は野澤の邪魔をしている。
GKは壁によってシュートコースを限定し、壁を信じて残されたスペースを守ることでFKからゴールを守る。
壁を信用できなくてはどうしても壁の裏側が気になる。そうすると壁の逆側に蹴られても反応が鈍ってしまう。
そう、同点となった小笠原のFKだ。もし野澤が壁を信用して残されたスペースだけに集中できていればと思うと、とても悔しい。
失点したくなかったら、負けたくなかったら、野澤が壁に指示を出している時はとにかく声をださないでほしい。
選手の邪魔になる声援があることはまぎれもない事実だ。それはサポートとはいえない。
クラブの力というのは選手、フロント、観客、すべての要因が結集したものだ。
新潟の観客は大きな声援によって選手を後押しするが、大声援は時折GKの指示もかき消してしまう。
まったくもって笑えない話だ。
選手の足を引っ張るのなら大声援なんてなくていい。
以上は、新着順1番目から10番目までの記事です。
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